州別選手権で出てきた青黒コントロールだけど、多種多様すぎて困る。
しかし、ハンデスが可能である点や、《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》や《破滅の刃/Doom Blade(M11)》が使える点で、現時点ではうまく青黒が構築出来れば勝ち組入りできそうな感じが。

1st
Nick Spagnolo
Blue Black Elixir

Maindeck
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
4 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
3 《地盤の際/Tectonic Edge》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《沼/Swamp》
6 《島/Island》
3 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
3 《霜のタイタン/Frost Titan》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
4 《定業/Preordain》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
1 《否認/Negate》
1 《冷静な反論/Stoic Rebuttal》
2 《乱動への突入/Into the Roil》
3 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《見栄え損ない/Disfigure》
1 《消耗の蒸気/Consuming Vapors》
2 《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
1 《脆い彫像/Brittle Effigy》
1 《不死の霊薬/Elixir of Immortality》
1 《記憶殺し/Memoricide》
Sideboard
3 《瞬間凍結/Flashfreeze》
2 《見栄え損ない/Disfigure》
2 《記憶殺し/Memoricide》
1 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1 《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2 《否認/Negate》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《払拭/Dispel》
1 《破滅の刃/Doom Blade》

NY1位のデッキで、Top8は青白×2(2位・4位)、赤単(3位)、ヴァラクート×2、URWコントロール、緑単。2位の青白とのマッチアップでは、ジェイスの枚数差がやはり効いたのかもしれない(青白はメイン旧ジェイス4枚のみ)。
回してみると、その枚数差だけではなく、ジェイスをめぐる攻防にかなり長けていることがわかる。チャリスから3T目ジェイスも可能だし、何よりタール抗>城砦。そしてメイン1サイド2の記憶殺し。記憶殺しでジェイス抜かれた日には、よほど右手が光らない限りアド負けする。
除去は《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》、《脆い彫像/Brittle Effigy(M11)》。見栄え損ないは、ゴブリンやエルフ、マナクリやシャーマン、同型のタール抗などへ。特に後手のときの対赤単や対エルフのときに初手にあると勝率がかなり違ってくる印象。
クリーチャーは《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》とタイタン2種。魔道士からとりあえず持ってくるのはチャリス。チャリスをまず置くと、タイタンを早く出せたり、リークの打ち合いとかで優位に立てる。とりあえず除去もライフも大丈夫ならチャリスを持ってくるようにしてる。タイタンはもはや説明不要になりつつある青タイタンと黒タイタン。黒タイタンはアグロデッキに対して青タイタンよりも強い。あとは対ジェイスにおいても、トークンが出るので青タイタンよりもバウンス耐性があるのと、《破滅の刃/Doom Blade(M11)》が効かない点でも1~2枚あってもいいカード。このデッキには採用されていないワームとぐろは、青タイタンの前に沈黙するのに対して、黒タイタンならトークンが出るので、青タイタンが攻撃出来ないorしずらい状況を作れる。今後青タイタンがかなり増えることが見込まれてかつ悪斬が減少中なので、《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》もありだと思う。
不死の霊薬はかなりの便利カード。対青系コントロールでは、デッキ圧縮+タイタンやジェイスの擬似的な水増しとしても使えるし、対アグロでは《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》の数だけ5点のライフが保障される。ただ、対コントロールに対して、ジェイスの存在を考えると、序盤のキャストはためらわれるので、サイド後減量かもしれないけれど正解はまだわからず。
メインのロイル2枚だけど、基本的に戻すのは序盤のクリーチャー、PW、そしてアーティファクト。特にアーティファクトに関しては除去出来ないので、ミミックとか大砲は場に出たら青タイタンでタップするくらいしかなく、エルドラージの碑なんか通したらおしまい。なのでロイルもしくは決断の手綱はいると思う。このNY1位のデッキに関しては、対アグロの序盤でも役に立つロイルって感じだろうか。青白で除去がいっぱいあってヴェンセールもいるなら手綱が便利。
メイン記憶殺し1枚は、あり。緑タイタンだけでなく蔦やPW、触れないアーティファクトなど、対象には困らないので。でもこんなん何枚もあったらアグロにボコられるのでメインは1枚だけ。
カウンターに関しては、1枚挿しの否認とかはおしゃれ。個人的にはメイン《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》がおすすめ。

ここには採用されてないカードでいま試しているカードについて。
・《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
緑単に対してはかなり優秀な序盤のブロッカーになる。あとは対PWだけど、タール抗とかもあるので、そんなに枚数はいらない感じ。《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》に対しても使えるけれど、これもタール抗で結構なんとかなる印象。

・《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
エルフの序盤や赤単の序盤に有効。遅いって意見もあるかもしれないけれど、白単アーマーデッキとか、これあればボロボロにできる。赤なら迷わず《紅蓮地獄/Pyroclasm(9ED)》だけど。昇天も除去できるのもポイント。あとはトークンまとめて除去できる点も便利。

・《キマイラ的大群/Chimeric Mass》
サイドにどうかなーと思いつつ。でもこれよりも優先して入れるべきカードが多い。。。

・ハンデス
《強迫/Duress(M11)》とか。審問よりも新ジェイスとか落とせる強迫のがいいと思う。メインからなら、低マナ生物落とせる審問もあり。今はサイドに3枚で試し中。

・《ミミックの大桶/Mimic Vat》
これと破滅の破で無双出来ること多し。でも大体青白相手だと自分のタイタンは場に出ないか墓地にいかないことが多い。しかし出ればかなり強いので、今は1枚挿し。大桶を生かすならば生物が足りないし、黒茶単タッチ青みたいな構成にした方がいい気がする。光明の大砲とか通電式キーとかも入れたりして、カウンターは減量しつつメインハンデスってのを考えてるところ。

・《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》
除去されやすすぎるものの、仕事をしたら鬼。すぐ除去されるかカウンターされるか、無双するかのどれか。


コメント

ゼノ
ゼノ
2010年10月20日22:30

はじめまして。MOで青系コントロールまわしてます。
過去の記事も含めとてもためになりました。リンクさせていただきます。

akr
2010年10月25日0:42

>ゼノさん
けっこう読みなおすと微妙なところ満載ですが。。。
こちらこそ宜しくお願いします。
akr

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